ここ路 ー 際で交わる大小の足跡 ー
この作品は,近代以降の施設建築がまとって来た「らしさ」をどう拭い去るかを大きなテーマとしている。この設計で扱っている学校も,教育の場を家庭や地域から学校に集約し,いわゆる学校「らしい」建築が全国に広がり機能していた時代から,教室や学校を開くor閉じるといった議論や経緯も踏まえて,更にもう一歩踏み込んだ空間を提案が出来よう。
内外の空間デザイン操作では,周辺の住宅地とシンクロし,かつ心地良い居場所のアイコンとなっている家型を,道路境界線沿いという「際」や「らしい」既存校舎と馴染ませた通学路も兼ねた構成や造形は,線状の空間のインテリアがまちに表出する景観も含めて,空間デザインの秀逸さを感じさせる。
内外の空間デザイン操作では,周辺の住宅地とシンクロし,かつ心地良い居場所のアイコンとなっている家型を,道路境界線沿いという「際」や「らしい」既存校舎と馴染ませた通学路も兼ねた構成や造形は,線状の空間のインテリアがまちに表出する景観も含めて,空間デザインの秀逸さを感じさせる。
担当教員:日本大学 浦部 智義 先生