足立古民家の再生
~ モンテッソーリ・エレメンタリースクールとしての空間づくり ~
 福岡県北九州市小倉において、築50年以上(推定)の空き家となっている古民家を西日本初の「モンテッソーリ・エレメンタリースクール」として再生を試みた卒業作品である。田の字の和室を教育空間として活用できるように、インテリアデザインから施工までを手掛け、モンテッソーリ教具を多数レイアウトできるものになっている。また、ものづくりの楽しさを子どもたちにも経験してもらえるよう、塗装とフローリング施工を共に作り上げた。SDGsの観点として、材料の一部は、協力企業から未使用材を提供してもらい活用している。空き家問題や学びの場の選択肢を増やすなど、現代社会の課題について考慮されている点も評価したい。
担当教員:九州職業能力開発大学校 松土 光男 先生

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