Fittari SHIBUYA SUKIMA PROJECT
渋谷のビルとビルの間の「隙間」に対して、Fittari(ピッタリ&フィット)した多層階に渡る宿泊施設等の提案は、インバウンド需要が増え続けていることと、「渋谷」という街が世界的に有名になりつつある現代において、街の匂いを感じさせる現実味を帯びた計画です。また複数箇所を提案することで、街全体への広がりも視野に入れています。このような都市のスケールから、その使われ方が想像できるグラフィカルな表現がインテリアのスケールまでなされています。課題をあげるとするならば、動きのある機構に対してディテールを含めて関心を持ち、そのオリジナルな解決方法を見つけ出すことができれば提案の強度が増したことでしょう。
担当教員:専門学校 ICSカレッジオブアーツ 田邉 雄之 先生